うつ病の回復は“人との相性”も重要~合わないなら勇気をもって変えよう

詩恭(しきょう)です。


あなたは好きな人、嫌いな人がいますよね。
もちろん私にもいます。
人間には感情がありますから、まあ当然ではありますが。


好き嫌いは関係なく、あなたの周囲にも、あなたと違う考え方や感じ方をしている人がいますよね。
「この人とは合いそう」「この人とはなんか合わなさそう」と考えたこと、一度はあるんじゃないですか?


うつ病の治療でも同じことが言えます。
通院していて、医師と合わないと感じた経験はありませんか?


話を聞いてほしいのに、診察は短くなんだか他人事で、薬を出されて終了とか。
挙句、精神論を持ち出してくるとか。
物足りなく感じたり、不満に感じるのも理解できます。


そういう時は、思い切って病院を変えてしまいましょう。
え、「ここまで続けてきたのに悪い気がする」?
別に悪いことではありませんよ。
あなたにとって変えることが必要なら、勇気をもって取り組めばいいんです。

うつ病に関係なく、医師も人間だという前提を持つ

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先にお伝えしたとおり、あなたの周囲にはさまざまな人間がいます。
家族、同僚、上司、部下、友人など、カテゴリーの分け方は人それぞれですが。


その中には、好きな人もいれば嫌いな人も、特になんとも思わない人もいるでしょう。
もちろん人間ですから、いるのは当たり前です。
まあ、できれば好きな人だけで固めたいところですが、簡単ではないのが現実ですよね。


合う・合わないも同じです。
人間同士なので、あって当たり前のもの。


それが、たとえ医師と患者という関係であっても。


医師は一見“聖人”かのように感じますが、(言い方は悪いですが)結局はただの人間です。
あなたの話を傾聴する姿勢は見えても、どうしてもその後のあなたへのコメントや態度に人間性が見えてきてしまいます。
それが不愉快に感じられたら…「このお医者さんはちょっとな」と考えてしまいませんか?


診察も何十人もすることもあるでしょうから、医師が疲れてくるのも理解はできるんですが。


あなたも医師も人間である、という前提を持って診察に臨みましょう。

合う、合わないはうつ病とは無関係

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人間性はちょっとしたところにあらわれます。
先ほどの繰り返しになりますが、あなたへのコメントや態度など、もしかしたら医師自身も気付いていない部分に。


そこで「何か合わないかも」と違和感があったなら、それを無視せずにいた方がいいですよ。
合う、合わないはうつ病とは無関係なのですから。

ただ、うつ病の症状というか特徴として、“判断力が落ちる”というものがあります。
うつ病は脳のエラーなので、ある意味では当然なのですが。
その特徴のせいで、違和感をそのままにしてしまうことが考えられます。


が、そのためにうつの回復が遅れてしまうのは良くありません。


解決策として提案したいのは、【信頼できる人に違和感があることを話してみる】です。
話してみて、病院を変える決断ができたなら、インターネットでいろいろ探してみましょう。


「いままで通ってきたし、なんかいまさら変えるのも悪い気がする」と考えるかもしれません。
が、医師と合わないことがあなたの回復の妨げになるのなら、そうも言ってはいられませんよ。

一点、注意すべきなのは、自立支援医療制度を利用している場合です。
自立支援医療制度を利用する時に、医療機関や薬局の登録が必須となります。
病院を変更するなら、当然そちらの変更申請も必要になりますので、忘れずに申請を行いましょう。
(詳細はお住まいの自治体にお問い合わせください)

うつ病の回復には人との関わりも重要

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うつ病の治療の柱は休養、薬物治療、精神治療(カウンセリングなど)の3本と言われています。
もちろん否定はしませんが、私は【人との関わり】も重要だと思うんです。
現代にはインターネットもありますが、そこでのつながりも広義での【人との関わり】といえます。


どういう人と接するかによって、回復へのヒントは得られるか?心が休まるか?も決まります。
私は医師や医療機関のスタッフさんとの相性はそれなりに良かったんですが、生活や職場での人とのつながりは決して良くはなく、それゆえにきつい思いもしました。
私自身に問題があったことは事実ですが、それならつながりを薄くすればいいとかなり単純に考えて、医療機関を頼りにしつつ、自分に良い考え方を模索しながら立ち向かうことに決めた経緯があります。


とはいえ、その後再発する羽目になるんですが…


ただそれでも、先にあげたような【誰と接するか】が重要だ、という考えには至りました。
なのでまったくムダにはなっていないと思っています。


あなたを回復させられるのは、最終的にはあなた自身です。
勇気を持って前進していきましょう。




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