うつ病の治療と仕事、どちらが優先?~あなたは回復と苦しみ、どちらを好むのか
詩恭(しきょう)です。
あなたは普段こんな悩みはありませんか?
「病院に行きたいのはやまやまだけど、仕事が忙しくて行けないんだよね…」
「前回病院に行ってからだいぶ日が空いちゃって、なんか行きづらくなっちゃった」
何かしらの理由で、通っていた病院に行けなくなってしまう。
私も経験はありますが、意外に多いのではないでしょうか?
また足を運ぶには、モチベーションを高めたり、症状が悪化してしまったなどの理由がないと難しいですよね。
できれば症状が悪化して再度通う、は避けたいものですが。(私はあります)
それを踏まえて、あなたに一つ質問します。
「あなたはこの先、うつ病が回復して幸せな生活を送りたいですか?それともうつ病のつらさに耐えながら苦しい生活を送りたいですか?」と。
答えは前者ですよね。
だとしたら、その答えにたどり着くには、病院に行かない選択肢はないですよね?
どうしても仕事が忙しいなら、病院を変える、時間を変えるなど、方法はいくらでもあるんですから。
うつ病の治療と仕事を天秤にかける理由
うつ病でつらい思いをしながら、普通に働く。
私にも経験がありますが、簡単そうに見えてわりと難しいです。
あなたが同じ立場なら、そう感じているかもしれません。
うつ病の治療と仕事とを天秤にかけてしまう理由は、やはり目先の生活が大切だからです。
お金がないとできないこともありますし、治療も思うように受けられない可能性もありますよね。
しかし一方で、目先の生活を重要視しすぎると、うつ病の治療が進んでいかなくなります。
つまりはその分、回復も遅れてしまうということです。
もどかしいところではありますが、仕事を続けながらうつ病の治療をするなら、どちらも両立させていくしかありません。
あちらを立てればこちらが立たず、の言葉のとおりにならないようにしていきましょう。
うつ病の治療は仕事しながらでも可能と感じた話
少し長くなりますが、私の経験を交えてお話していきます。
私は転職してそれまで通っていた病院に行けなくなってしまい、どうしようか考えていたところ、たまたまインターネットで見かけたクリニックが家から近く、また最寄り駅からも近かったため、そちらに通うことにしました。
待合室でグループワーク紹介のポップを見て、金曜の夜、仕事が終わった後でも参加できるグループがあるとわかりました。
が、当時の私の状況では参加できませんでした(残業が多かったため)。医師にも勧められていたんですけどね。
薬物治療と診察、カウンセリングで1年ほど踏ん張りましたが、思うようには回復しませんでした。
その後、何度めかの転職でようやく金曜の夜を空けられるようになり、晴れて先のグループに参加しました。
グループに参加してからは、「こういう時にどうするか」を考える機会を与えられました。
まずは「不安を遠ざけるにはどうするか」「職場で苦手な人にどう対処するか」「朝どうやって起きているか」など、さまざまな悩みを拾い出します。
それに対し自分の経験を話し、一方で他の参加者の意見や経験を聞いて、悩みを解決していく、というスタイルです。
参加者はほとんどが働いている方なので、共感できる悩みもかなりありました。
私はグループで今後の対処法のヒントを得て、生活にも仕事にも活かしながら、回復への道を歩んでいくことができました。
~体験談ここまで~
もちろん、病院によって取り組みは違うので、毎回あなたに都合の良い時間で診察等を受けるのは不可能です。
が、時間をつくったり、病院を変えるなど、工夫は必要になります。
そうすれば、仕事をしながらでも治療し、回復していくのは可能です。
足元と少し先を見て、うつ病とつきあっていく
うつ病だけでなく、心の病は先行きが見えにくくなりがちなものです。
でも、だからといって、いま置かれている状況からはるか先を想像すれば、暗い未来しか浮かばないのは当然ですよ。
明るい未来を望むのであれば、足元と少し先を見て、着実に歩いていくしかありません。
毎日を淡々と生き、できることに取り組む。
そうしていって、小さな光がやっと見えてくるものだと思います。
ただ、うつ病を「治す!」と意気込むよりは、肩の力を抜いて「長くつき合っていくか」と構えた方が、最終的には良い方向に進んでいくと確信しています。
私自身がそうだったので。
あなたはいまはそこまでは考えられなくてもいいんです。
少しずつ、自分のペースで進んで行けば、じょじょに見えてくるものがあります。
おはようございます😊
— 詩恭(しきょう)@うつ病“新生”6年めブロガー (@depress_sikyou) 2020年4月26日
「自分は必ず治る」という気持ちがあるのはいいですが、焦らない方がいいです。
「早く治さなきゃ」
「いつになったら治るんだ」
こんなふうに自分をせかして、追い詰めることになるから。
むしろ、長くつき合っていくつもりでいた方が、治りが早いかも。
良い一日を😄
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