うつ病って薬を飲まなくても治るの?~人間の意志はあまりにも弱い

詩恭(しきょう)です。


やらなければいけないこと、やらなくてもいいこと。
生活の中にも、仕事の中にもありますよね。
たとえやる前から「やらなくてもいい」と感じたとしても、一度やってみると判断材料になります。


ですが、一番マズイのは“やらなければいけないこと”を“やらなくてもいいこと”と勘違いしてしまうことです。
すぐにそうだとわかれば挽回できますが、時間が経ってから気付くと、どうしようもないですよね。


うつ病の治療は、休養、薬物治療、精神治療(カウンセリングなど)が基本となります。
中でも薬物治療が多いかな、と個人的には感じますが。
薬の量に個人差こそありますが、それを飲まずに治療するのは可能なのか、考えたことはありませんか?


私も経験がありますが「薬を飲むのが面倒だな」とか「飲んで本当に良くなるの?」など、あれこれ考えてしまいますよね。
その上で言わせていただきますと…


薬は処方されている量、指定された時間を守ってしっかり飲みましょう。
そうしないと回復は明らかに遅れます。
人間は意志だけで自分をどうにかできるほど強くはありませんから。

うつ病治療の薬は効果が出るまでが遅い(ただし副作用は早い)

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あなたがすでに薬を飲みはじめているなら、「本当にこれ効果あるの?」と半信半疑になっているかもしれませんね。
それもそのはずで、抗うつ剤と呼ばれる薬は効果が出るまでに時間がかかります。
私もそのことを最初に説明されました。
「効果が出るまで2~3週間くらいかかります。なので途中で薬を飲むのをやめないでください」と。


半信半疑で飲み続けているうちに、ある変化があらわれました。
朝や夜中に目が覚めて身体を起こすと、ものすごく身体がフラつくようになったんです。
トイレに行くだけでも何度かフラつき、壁に手をつかずにいられない状態でした。


これが副作用なのかな…と思いつつ、医師に相談はしませんでした。


その後しばらくして、不安は少しおさまったような気がしました(あくまで体感です)。


身体がフラつくのを感じ始めたのが、薬を飲みはじめてだいたい1週間後。
副作用があらわれるということは薬が効いている、と判断していいんでしょうが、それにしてもあらわれるまでが早いな、といまでも感じます。


睡眠導入剤を飲んでいた時は、夜は確かに寝つきが良くなりましたが、昼間に眠くなることが多々ありました。
その時は医師に相談し、少し薬の量を調整してもらえましたが…


物事には良い面も悪い面もあるのは理解できますが、できれば良い効果は早めにあらわれてほしいですよね。

うつ病の治療、薬を飲まずにいるとどうなる?

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せっかく処方してもらった薬も、飲まなければ意味がありません。
風邪で薬を飲んでもなかなか治らないのは、睡眠不足や栄養不足などが日々続いているなど、原因が「コレ」とはっきりしていることが多いです。
うつ病の治療にも同じことが言えます。


では飲まないでいるとどうなるのか?
実は私も勝手に断薬してしまったことがあります。


きっかけは、ずっと飲み続けていた薬を、ある時たまたま飲み忘れてしまったことでした。
しかも、それに気付いたのは翌朝。
夜に飲む薬だったので、朝飲むのはさすがにマズイかも…(当時は睡眠導入剤もあったので)と考えて、そのまま何もしなかったんです。


その日はうつの症状もなく過ごせましたが、「これなら大丈夫じゃ?」と思ってそのまま薬を飲まなくなってしまいました。
結果として、再度うつ病が悪化する羽目になりました。
再発のパターンのひとつである、“素人判断での断薬”をしてしまったわけです。


私も反省し、その後は薬を確実に飲むようになりました。


「何かすればほんの少しでも良化する」
「何もしなければただ悪化する」
コレが本当に教訓として身にしみました。

うつ病回復には薬とあなたの意志が大切

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薬を飲まずに治そうとするのは、かなり難しいです。
人間は簡単に楽な方へ流されてしまうもの。
強い意志だけではどうにもできません。


最終的には、「治したい、回復したい」という意志が、あなたの最大の薬になります。
でもその前に、処方された薬を確実に飲み、自分に良いことをしてください。


あなたを回復させられるのは、あなただけです。




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うつ病の治療と仕事、どちらが優先?~あなたは回復と苦しみ、どちらを好むのか

詩恭(しきょう)です。


あなたは普段こんな悩みはありませんか?
「病院に行きたいのはやまやまだけど、仕事が忙しくて行けないんだよね…」
「前回病院に行ってからだいぶ日が空いちゃって、なんか行きづらくなっちゃった」


何かしらの理由で、通っていた病院に行けなくなってしまう。
私も経験はありますが、意外に多いのではないでしょうか?


また足を運ぶには、モチベーションを高めたり、症状が悪化してしまったなどの理由がないと難しいですよね。
できれば症状が悪化して再度通う、は避けたいものですが。(私はあります)


それを踏まえて、あなたに一つ質問します。
「あなたはこの先、うつ病が回復して幸せな生活を送りたいですか?それともうつ病のつらさに耐えながら苦しい生活を送りたいですか?」と。


答えは前者ですよね。
だとしたら、その答えにたどり着くには、病院に行かない選択肢はないですよね?


どうしても仕事が忙しいなら、病院を変える、時間を変えるなど、方法はいくらでもあるんですから。

うつ病の治療と仕事を天秤にかける理由

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うつ病でつらい思いをしながら、普通に働く。
私にも経験がありますが、簡単そうに見えてわりと難しいです。
あなたが同じ立場なら、そう感じているかもしれません。


うつ病の治療と仕事とを天秤にかけてしまう理由は、やはり目先の生活が大切だからです。
お金がないとできないこともありますし、治療も思うように受けられない可能性もありますよね。


しかし一方で、目先の生活を重要視しすぎると、うつ病の治療が進んでいかなくなります。
つまりはその分、回復も遅れてしまうということです。
もどかしいところではありますが、仕事を続けながらうつ病の治療をするなら、どちらも両立させていくしかありません。


あちらを立てればこちらが立たず、の言葉のとおりにならないようにしていきましょう。

うつ病の治療は仕事しながらでも可能と感じた話

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少し長くなりますが、私の経験を交えてお話していきます。


私は転職してそれまで通っていた病院に行けなくなってしまい、どうしようか考えていたところ、たまたまインターネットで見かけたクリニックが家から近く、また最寄り駅からも近かったため、そちらに通うことにしました。


待合室でグループワーク紹介のポップを見て、金曜の夜、仕事が終わった後でも参加できるグループがあるとわかりました。
が、当時の私の状況では参加できませんでした(残業が多かったため)。医師にも勧められていたんですけどね。
薬物治療と診察、カウンセリングで1年ほど踏ん張りましたが、思うようには回復しませんでした。


その後、何度めかの転職でようやく金曜の夜を空けられるようになり、晴れて先のグループに参加しました。


グループに参加してからは、「こういう時にどうするか」を考える機会を与えられました。
まずは「不安を遠ざけるにはどうするか」「職場で苦手な人にどう対処するか」「朝どうやって起きているか」など、さまざまな悩みを拾い出します。
それに対し自分の経験を話し、一方で他の参加者の意見や経験を聞いて、悩みを解決していく、というスタイルです。


参加者はほとんどが働いている方なので、共感できる悩みもかなりありました。


私はグループで今後の対処法のヒントを得て、生活にも仕事にも活かしながら、回復への道を歩んでいくことができました。
~体験談ここまで~


もちろん、病院によって取り組みは違うので、毎回あなたに都合の良い時間で診察等を受けるのは不可能です。
が、時間をつくったり、病院を変えるなど、工夫は必要になります。
そうすれば、仕事をしながらでも治療し、回復していくのは可能です。

足元と少し先を見て、うつ病とつきあっていく

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うつ病だけでなく、心の病は先行きが見えにくくなりがちなものです。


でも、だからといって、いま置かれている状況からはるか先を想像すれば、暗い未来しか浮かばないのは当然ですよ。
明るい未来を望むのであれば、足元と少し先を見て、着実に歩いていくしかありません。

毎日を淡々と生き、できることに取り組む。
そうしていって、小さな光がやっと見えてくるものだと思います。


ただ、うつ病を「治す!」と意気込むよりは、肩の力を抜いて「長くつき合っていくか」と構えた方が、最終的には良い方向に進んでいくと確信しています。
私自身がそうだったので。


あなたはいまはそこまでは考えられなくてもいいんです。
少しずつ、自分のペースで進んで行けば、じょじょに見えてくるものがあります。


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うつ病について、周囲はどう思うのか?~他人の目より、自分の目

詩恭(しきょう)です。


普段の生活の中で、周囲の目が気になることってありますよね?
もっとも、誰でも「人にどう思われるか」「人にどう思われたいか」と考えるもの。
何も特別な感情ではありません。


うつ病になって、周囲がどう思っているか、考えることもあるかと思います。
それがエスカレートすると、他人との比較からの自責の念が生じてしまうんですが。


しかし、私の経験上、他人の目を気にしていては、治るものも治りません。
他人がどう思うかより、あなた自身がどう思うのか?を一番気にすべきです。
なぜなら、他人を変えるのはまず不可能ですが、自分を変えることは可能だからです。

うつ病になって、実際周囲はどう思うのか?

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実際のところ、うつ病にかかったと知った場合の周囲の反応はどうなんでしょうか?
想像でしかありませんが、うつ病を理解していない人であるならば、「お、おう」という反応になるでしょうか。


うつ病を多少なりとも知っている人であるならば、あまり接してこないかもしれませんね。


あなたがどんな想像をしているかまではわかりません。
が、現実にはなりませんよ。


なぜなら、あなたに認知の歪みが発生していれば、現状を正しく認識できていない可能性が高いからです。
周囲の目も、実際よりかなり悪く見られていると感じているかもしれません。


そして、あなたの“あなた自身”への認識も。
仕方のないことではありますが、認知の歪みはうつ病をさらに悪化させてしまいます。
歪みも少しずつ矯正し、あなた自身への認識も修正していく必要があるでしょう。


認知の歪みについてはこちらの記事をご覧ください↓

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うつ病を治すには、あなたの目を気にするのが一番

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先にお伝えしたとおり、いつまでも他人の目を気にしてばかりでは、治るものも治りません。
ではどうするのか?
答えは、あなたの目を気にする、を重視することです。

「ナンノコト?」と思うかもしれませんね。
もう少し具体的にいうと、あなたがどう思うのか、あなたの気持ちを主体にして物事を考える、ということです。


たとえば、平日の昼すぎ、「今日は天気がいいから」と、散歩しようと外に出たとしましょう。
気の向くまま歩いていたら、ご近所の知り合いとばったり会いました。
知り合いはあなたがうつ病を患っていることを知りません。


軽く挨拶して、近況報告をしている時に、あなたが「いまは心の病で仕事を休んでいる」と伝えたとします。


この時に、知り合いはどう感じるでしょうか?
やはり「お、おう」と感じるかもしれませんし、関心がないかもしれません。
あなたが尋ねても、知り合いが答えない限り、あなたにはわかりませんよね。


わからないことまで、あなたが考える必要はありません。
「知り合いが陰でいろいろ言うかもしれない」と考えたとしても、本当にそうするかは、あなたにはコントロールできませんから。


あなたは散歩に出ただけですし、それで気分が良くなればいいんですよ。
平日の昼すぎという【誰もが仕事してる】はずの時間に、「何してるんだ?」と思われたとしても。


他人がどう考えようが、あなたの体調が良くなりさえすれば、それでいいんです。
開き直りに聞こえますか? ハイ、そのとおり【開き直り】です。
が、深く考えていては回復しません。これは私自身が悟ったものです。

うつ病は悲観する内容ではない

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うつ病を患った事実は、一見すると「人生最大のつまづき」として悲観的に感じるかもしれません。
が、そうではありません。
むしろ、価値観が新しく変わるチャンスなんです。


あなたはこれまでの常識や既成概念にとらわれてきました。
それを壊し、新しい常識にアップデートする時が来たんです。


新しい常識、それは【自分の人生を生きる】ことです。
あなたがいままでしてこなかったこと、できなかったことを、うつ病をきっかけにはじめられるチャンスがきました。


私も最初はそう気付きませんでしたが、いま思い返すと、まさにうつ病がきっかけだった、と感じています。
いま苦しんでいるあなたも、決して悲観せず前を向いてください。
あなたは必ず、回復して自分の人生を生きられるようになりますから。




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履歴書に「うつ病」の既往歴って書くべき?~うつ病の経験はムダではない

詩恭(しきょう)です。


【いままでどんな経験をしてきたか?】
【何を身につけてきたか?】

は、とても重要ですよね。
たとえ未経験の何かに挑戦するときであっても。


経験が思わぬ場で活かされることも、実はわりと多いんです。


ただ、一方で活かすチャンスすら与えられないことも多くあるのが現実。


それを考えると、うつ病にかかっていたことを、履歴書に正直に書くか?」は、かなり重要なポイントですよね。
あなたなら、どうしますか?


私の場合ですが、履歴書に書いたことも書かなかったことも両方あります。
影響があったのかは、いまだによくわかりません(笑)


ですが、ひとつ言えることがあります。
それはうつ病の経験が活かせる機会は確実にある」ということです。

うつ病はやはり履歴書としてはマイナス?

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心の病について、残念ですがいまだ社会の価値観は大きくは変わっていません。
が、さざ波のようにゆっくりと、見方自体は変化してきていると感じています。


少なくとも、私がうつ病で苦しんでいた頃(2000年代半ば)よりは、現在の方がよほどマシです。
うつ病を患う側が一方的に悪いとは言われなくなりましたから。


ただ、履歴書に書くのはどうなんでしょうか。


先にお伝えしたとおり、私は履歴書にうつ病の既往歴を書いたことも、わざと書かなかったこともあります。
その経験からお話しますと…


採用されたい側としては、正直に自分のことを伝えたい気持ちもあります。


ただ採用する側の気持ちを考えると、
一度うつ病になっている⇒またなるんじゃないの?⇒短期間でやめるんじゃ?
というふうに考えるのは当然かなと。

いくら、いまは回復していると言ったとしても、その考えをぬぐい去るには至らないでしょう。


かといって、履歴書に書かず、隠しておくのも何か後ろめたさを感じてしまいます(実際、感じてました)。
仮に隠した状態で採用されても、再発のリスクはあります。


判断に迷うところなので、一度医師に相談して決めた方がいいでしょう。

うつ病の経験は生活でも仕事でも活かせる

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では、うつ病を患った経験はただ不利でしかないのでしょうか?


そんなことはありません。
うつ病を経て得たものは、生活にも仕事にも活かせるんです。


私はうつ病になったおかげで、電話が苦手なことがわかりました。
また、ひとりで何かをすることが好き知っている人のためにあれこれ手を尽くすのが苦にならないことがわかりました。


仕事探し自体は難航しましたが(だいたい電話応対があるので)、それでも仕事では自分の役割を果たすことに全力を尽くしました。一見困難と思われた頼まれごともこなせましたし。
また、周りと比較するという点を活かして「周りをよく見てまずは同じ動きをする」ようになり、そこから「こうやった方がいいのでは?」「〇〇はこうだけど、◆◆はこう。何か違うかも」と考えるようになりました。


生活の面では、自分の好きなことに可能な限り挑戦するようになりました。
ひとりでできることが基本ですが、歌うことや身体を動かすこと、行ったことがない場所に行ってみるなど、他人に言わせれば「行動的」になれたんですよね(私自身は行動的とは考えてないんですが…)。


うつ病の休養期間に好きなことをやるのは、回復にも効果的です。
それが私にはとても効果的だった、いや効果がありすぎたようで、最終的には新しい私をつくり直すに至りました。


経験したことは、何もムダにならないんです。

うつ病を患った経験はマイナスにはなり得ない!

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うつ病で苦しむ時間は、まだ履歴書上では【ムダな空白】だったと取られかねないのかもしれません。
が、回復までの過程で得たものは、あなたにしかわからないんです。


それらをどう活かすかは、あなた次第です。
どんな経験もマイナスにはなり得ません。うつ病も同じです。
長い目で見れば、マイナスになどなるはずがないんです。


今後も、うつ病で苦しむ人が出てくるでしょう。
そういう人に精神的に寄り添えるのは、医療関係者以外では、私やあなたのように苦しんだ人間なんです。


あなたの一言、あなたの行動が、誰かを救うことになり得ます。
現実味はないかもしれませんが。


苦しいのも経験、などと昭和の価値観を振りかざすつもりはありません。
いまは思えなくても仕方がありませんが、あなたの経験はとても貴重なものです。
少しずつ、回復に向けて歩いていきましょう。


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転職したらうつ病は回復する?~あなたの考え方がすべてのカギ

転職経験は何度もある詩恭(しきょう)です。


どんなことにもストレスはつきもの。
結婚、就職など、一見ハッピーでしかないと思われるできごとにも、実はストレスがかなりあるって、ご存じですか?


↓こちらが参考になりますので、良かったら見てくださいね。


stressmountain.jp


転職もストレスのかかることのひとつ。
しかも、うつ病を患ったために転職を余儀なくされたとしたら…なおさらですよね。


さて、転職を決めたあなたは、いまこんなふうに考えてはいませんか?


「環境が変わるんだし、今度こそ大丈夫でしょ」
「いやいや、でも結局、うつが再発してまた辞めることになるんじゃないか?」


そう考えるのも無理はありません。
私も転職しようと仕事を探していた時、そんなことをずっと考えていましたから。


つたない経験から言いますと、環境が変わってストレスが軽減されるか、再発するかはあなた次第です。
が、ストレスが軽減されれば、考え方にも影響は出てきます。
回復へのチャンスになるかもしれません。

何がストレスになったのか?うつ病の最大のポイントを知る

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仕事が原因でうつ病になったあなたが、転職を前にまずやることがあります。
それは“何が一番のストレスになったのか?”を分析することです。


思い出すのはつらいでしょうが、なぜうつ病に至ったのか、その過程を頭に思い浮かべてみましょう。
そして、なんの業務があなたに過剰なストレスを与えたのか、振り返ってみてください。


コレ、意外とあいまいになっていませんか?
仕事全体がストレスだったかもしれませんが、細かく分析していくと、何が一番のストレス源だったのかが見えてきます。


転職先を考える時に、ここで考えた内容が役に立ちます。
再発を防ぐためにも、しっかり考えましょう。

現在のうつ病の症状はどんな感じ?転職先の仕事内容は?細かくチェック

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分析が終わったら、現在のうつ病の症状がどんな状態なのかをチェックしましょう。
客観的にチェックできた方がいいので、自分の判断ではなく、医師に聞いてみてもいいかもしれません。
もしかしたら、「どう思います?」と逆に聞き返されるかもしれませんが、その時は自分が感じていることを素直に伝えましょう。


当然ながら、転職先候補として考えている会社の業務内容も要チェックです。
業務内容に、先に振り返った「ストレス源」が含まれているようなら、候補から外してもいいと思います。(もちろん業種にもよりますが)


ただ、実際の業務内容は、いざ職に就いてからでないとわからない部分も多いですよね。
なので、可能な限りしっかりと調べる必要があります。


私も何度か転職してますが、その都度再発してました。
理由は簡単で、ただ環境を変えればいい、と考えていたからです。


さすがに懲りて、何度目かの際にいままでのことを反省し、かなり調べました。
私の場合は電話応対が一番のストレス源だったので、電話応対がない、もしくは少ない業務での募集がないか探しました。
運良く発見できた後、どんな会社なのかとにかく調べて、問題がなさそうだと判断してから応募しましたよ。


やはり再発して、またイチからやり直し…というのもどうかと思ったので。
それが功を奏し、電話応対のない職場に採用されました。
その後はストレスがかなり軽減されて、悪化せずにすみました。

転職してもまたうつ病になるかは、あなた次第

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ストレスが軽減された結果、心に余裕が生まれ、私自身の考え方も少しずつ変わっていきました。


「何も知らない立場でも、常に責任はすべて私にある」というような“自分を追い込むような”考え方から、
「何も知らない人間にいきなり仕事をさせる会社側にも責任がある」というような“自分を追い込まない”考え方に。


そこに薬や治療がプラスされ、良い方向に向かっていったんです。


私の場合は転職してうつ病の回復の兆しが見えましたが、それは再発した経験があってのこと。
あなたが転職し、うつ病が悪化、もしくは再発するかは、あなた自身にかかっています。

うつ病を患っても、「回復したい」とあなた自身が考えなければ、いつまで経っても回復しません。
薬だけ飲んでいれば勝手に治るものだ、と思っているなら、それは間違っています。


うつ病心の風邪」などと言われますが、それは誰でもかかり得る病気だ、という意味であって、風邪のようにすぐ治る病気だ、という意味ではないんです。


あなた自身の取り組みが、あなたを救います。


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